外貿(mào)業(yè)界輸出品の完稅価は常に海外進出企業(yè)が注目する重點事項である。この価格は、取引価格を基準とする完稅価格と輸出貨物の稅関評価の2つの方法で決定されるのが一般的である。
まず、取引価格を基準とする完稅価格は、稅関が當(dāng)該貨物の國外販売取引価格を基準に審査し決定した完稅価格を指す。この価格には、當(dāng)該貨物を中國國內(nèi)の輸出地點に積み込む前の輸送および関連費用、保険料が含まれるべきだが、その中に含まれる輸出関稅額は控除されるべきである。輸出貨物の取引価格は、當(dāng)該貨物が中國國外に輸出販売される際に、買主が売主に対して実際に支払った、または支払うべき価格を指す。輸出貨物の取引価格に國外への支払手數(shù)料が含まれる場合は、別途明記し控除する必要がある。
次に、輸出貨物の取引価格を確定できない場合、完稅価格は稅関が以下の方法を順次使用して査定する。1.同一の國または地域に同時またはほぼ同時に輸出された同一貨物の取引価格。2.同一の國または地域に同時またはほぼ同時に輸出された類似貨物の取引価格。3.國內(nèi)で生産された同一または類似貨物の原価、利益、一般費用、國內(nèi)発生の輸送および関連費用、保険料を基に算出した価格。4.合理的な方法で査定された価格。
実際の手続きにおいて、企業(yè)は稅関に以下の資料を提供する必要がある。1.輸入貨物リスト。2.輸入契約書およびインボイス。3.國が規(guī)定するその他の資料(例:輸出稅還付申請書、貨物輸送書類など)。
要するに、輸出貨物の完稅価格について、企業(yè)は完稅価格の計算方法を理解し、関連する輸入資料を提供して稅関による検査に協(xié)力し、法令に準拠した輸出を確保する必要がある。